修繕費トラブルの問題

住まいに関するトラブル

修繕費トラブルの問題

トラブルについて考えるイメージ画像

こちらも非常に多いトラブルのひとつとしてある、退去時の修繕費に関するトラブルです。
ネットで調べてみても、大変に多くなっている修繕費トラブル。
訴訟沙汰になることも少なくありませんので、入居している間、もしくは入居前から「どういった問題が発生しやすいか」について、調べておくと良いでしょう。

退去時の修繕費は、知識がないと「言い値を払ってしまう」ということになりがち。
きちんとした知識を持って、対応をすることが必要です。

原状回復とは

退去時のトラブルで多いのが「原状回復」をめぐるもの。
この「原状回復」という言葉だけを見ると、「入居した時と同じ状態にして、退去をしなければならないのか」という疑問を持つ人も少なくないと思います。

しかし、新築で入居して10年間すみ続けた場合、どうやっても「入居した状態まで回復させる」ということは不可能ですよね。
このややこしい言葉をめぐってトラブルが耐えませんでしたので、今では国土交通省が独自にガイドラインを作成し、説明を行っています。

でも、不動産業界ではこのガイドラインに沿って原状回復がされていますので、一定の効力があるガイドラインであることは確実だと思います。

このガイドラインによれば、住んでいる時にどうしてもついてしまう傷などは家主負担。
使い方が悪いせいでついてしまった傷などについては、借主負担で直すことが義務づけられています。

月々の家賃に若干の修繕費は含まれている

敷金のみで修繕が足りなかった場合、借主が残りの修繕費を支払わなくてはならないのか?という問題が発生しますよね。

この場合、「月々の家賃に若干の修繕費は含まれている」という考え方をすることもできますので、修繕費の支払いに納得がいかない場合は、言ってみるといいかもしれません。

実際、相談してみたら修繕費が下がったという人もいますので、下がる可能性はあります。
悪質な家主だと、借主が何も知らないと思って法外な修繕費をふっかけてくることがありますので、自分である程度のことを調べる努力も必要。

また、地元の宅建協会などで相談窓口を受け付けているところもありますので、その様なところに相談することで、トラブル解決のヒントを得られる可能性もあります。

一番よくないのは、何も知らずに高すぎる修繕費を支払ってしまうこと。
一人が払ってしまうと、悪質な家主は別の住人に対してもやる可能性がありますので、被害の拡大を防ぐためにもおかしいところは「おかしい」と言いましょう。

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