リフォーム工事の3大トラブル

リフォームのトラブル

リフォーム工事の3大トラブル

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リフォーム工事でよくあるトラブル事例について

リフォーム工事では高額の金銭や大規模な工事を必要とすることから、どうしてもトラブル事例に発展するケースが多くなってしまいます。

実際に住宅リフォームに関する相談を受けた「住まいるダイヤル」というところでまとめたリフォーム工事に関するトラブルのうち、相談件数が多いものとして挙げられるのが「工事に不具合がある」「契約内容と工事内容が違う」「工期が遅れた」といったものです。

ただこのうち圧倒的多数を占めているのは最初の「工事の不具合」で約6割となっています。

やはり自宅への工事については依頼主もかなり大きな期待をしている分、思うように工事がされていなかったということについて不満をいだきやすいようです。

完全に新築から作る場合にはモデルハウスなどでかならずそうなるという見本も作りやすいのですが、間取りが複雑な既存住宅を工事する場合には、実際に工事になってからわかることも多くそれがトラブルを生み出す要因になっています。

とはいえ、プロの施工業者さんが事前に既存設備を確認して行う契約ですから、そこに不具合が生じるということは重大な過失です。

もし事前の説明と異なる部分や、使用してみて明らかに失敗が疑われるところはしっかりと訴えていきましょう。

リフォームトラブルの解決の難しさ

リフォーム工事に関するトラブルで特徴的なのが、ほとんどの場合で実際にトラブルとして認識されるのが完成後しばらくしてからであるということです。

つまりリフォーム工事が終わった直後ですぐにわかる問題というのは少なく、実際に住宅設備として使用をしてみてやっと失敗だったとわかることが多いということになります。

具体的な工事の失敗についてのトラブルとしては、水回りにおける水漏れや設備のひび割れ、汚れといったものがあります。

悪質な事例としては工事をしたために建物全体が傾いてしまったりして、扉が閉じなくなったり床面が歪んでしまったりというようなこともあったりします。

そうした設備不良が起こるのは、やはり担当した施工業者の技術不足が考えられます。

また無理な工程で突貫工事をしたようなときや、コストダウンをしすぎて必要な工具や材質を用いなかったということも原因になります。

完成時にはしっかりチェックと写真撮影を

リフォーム工事での不具合を避けるためには、完成時の検査をしっかりと実施することが有効な対応策になります。

明らかに水漏れやひび割れがある場合についても、完成時に詳しくチェックをすることでその場で防ぐことができるケースもあります。

また完成時にはなかった設備不良があとから発生してくることを考え、できれば完成検査時にはリフォーム工事をした部分の写真撮影をして、どのように変化したかがわかりすくしておくとあとからの話し合いがスムーズに進みます。

原因不明の不具合の場合には途中で工事に参加した業者のどこに責任があるかがわからずうやむやにされてしまうことも考えられるので、どこにどんな不具合が起きたかがはっきりわかるようにし、かつ何か問題があったときどこに最初に訴えればよいかといった窓口責任者をしっかりと決めておくようにしましょう。

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