一人暮らしの間取り選び

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一人暮らしの間取り選び

暮らし

実際に暮らすことを頭に浮かべる

一人暮らしに最適な間取りのポイントは、狭すぎず、広すぎずです。
広々した物件に暮らしたいと思う方もいると思いますが、広い部屋だったり部屋数が多い物件だと掃除が大変になるという事を考慮しなければなりません。

今まで部屋の掃除はお母さん任せだったという方が大半だと思いますが、一人暮らしをするのなら食事の支度も洗濯も掃除も、全て自分がしなければなりません。
部屋が汚いと心もスッキリしないものです。
一人暮らしで家事を行う際、面倒のない物件を探す事が一番です。
トイレ、バスルーム、キッチン、収納など必要な要素を兼ね備えたワンルーム、大きくても1DK・1LDK位にとどめておく方が機能的ですし、掃除も苦労なくできます。

1R・1Kはこういう作り

1R(ワンルーム)、1K(ワンケー)の違いがわからないという方も少なくありません。
1Rというのは一つの部屋の中にキッチンが収まっている部屋です。
部屋が広々したイメージになりますが、お料理の匂いや料理中の音がダイレクトです。

1Kはキッチンが独立しているワンルームというイメージです。
キッチンがお部屋と別になっているので必然的にお部屋部分が小さくなります。
しかしキッチンが独立していることで、料理の匂いや調理中の音などがお部屋に伝わりにくいというメリットがあります。

都心部に建てられているアパートやマンションなどは敷地もそこまで広くないので、このタイプが多いです。
ターミナル駅の一つでもある池袋周辺は東洋大学の白山キャンパスが近いため、学生マンションが多数ありますが、実際の部屋を見てみても、やはり1Rや1Kが多いのが特徴です。
写真は1Kのものです。
間取り図
東洋大学(白山キャンパス)生のための学生マンション|学生マンション.com

冷蔵庫やお鍋、食器類などがあると生活感が完全に見えてしまうのでそれが嫌という方は、ワンケー、お部屋を出来るだけ広く利用したいという方はワンルームを選ぶといいでしょう。

1DK・1LDKはどんな作り?

これまでDK(ダイニングキッチン)とLDK(リビングダイニングキッチン)の違いがはっきり判断できなかったのですが、不動産公正取引協議会では、居室1つに対しもう一つの部屋、空間が「4.5帖以上8帖未満」をDKとしています。
このもう一つの空間が「8帖以上」となると、LDKとなります。
つまり、DKとLDKの違いは、居室以外のもう一つの空間の大きさを確認すればはっきりわかるという事です。

基本的にもう一つの部屋の大きな違いがDKとLDKの違いとなるので、どの位の部屋の広さが欲しいのかによって、DKにするかLDKにするか決まってきます。
一人暮らしの場合、2DKなど部屋数は必要ないので、居室以外の空間の広さがどの程度欲しいのかによって、検討していくといいでしょう。

費用重視なら1K・1R

一人暮らししてもそれほど自炊しないと思うし、キッチンの機能性や独立性、広さなどを気にしない、という方は、1K、1Rの方が家賃も安く掃除も楽です。
1K・1Rと1DK・1LDKでは、家賃も大きく違います。

特に都市部に行くと家賃にかなりの差が出ますので、費用重視という事なら1K・1Rを選択しましょう。
現在の賃貸物件は収納部分が工夫されていたり、ロフトなど空間をうまく利用した作りが多いので、1R・1Kでもかなり広さを感じる物件となっています。

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