不動産広告の見方

不動産コラム

不動産広告の見方

広告を観る女性

不動産広告の項目

物件を探すときは不動産広告を見て探すこともあるでしょうが、その広告を見るときは、間取りと築年数と家賃だけ見ると、物件に関して見落とすこともあります。
広告には色々な情報が掲載されていますので、それらを見ておくと物件の概要を知るのに役立ちます。
広告を見るときに重要なのは主に以下の項目の情報です。

まず駅から徒歩何分というように駅や近くの建物からの距離を表示しますが、これは徒歩1分は80mで算出されています。
つまり駅から徒歩10分だと800m離れていることとなります。
この徒歩の時間は単純に距離で考えられており、信号待ちなどは考慮していません。

構造と階数も重要であり、構造は木造や鉄筋コンクリートなどがあり、鉄筋コンクリートが一番防音性が高いです。
またその物件の部屋の階数も重要でしょう。
3階中2階などのように、どの階の部屋か書かれています。
またそれにそえるように角部屋ならその旨が書かれていることもあります。

入居予定日も物件を探すには重要であり、その物件にいつ入居できるか知ることが出来ます。
即日入居可やすぐに入居できますなどのようにすぐ入居できる場合や、4月1日にから入居可能などのように入居日が指定されていることもあります。
広告に掲載中の物件でも、現在部屋に人が住んでいるけど、すでに退去日が決まっているときにはいつから入居可能と広告に掲載されますが、そのような物件は部屋を内見することは出来ません。

不動産広告に関して

不動産の広告で物件を探すときは、一つでも多くの広告を見て探した方が良いです。
少ない中よりも多くの中から選んだ方が、より希望に近い物件が見つかります。
インターネットの住宅サイトを利用して探したり、その不動産の会員向け限定情報などで探すとより希望に近い物件が探しやすいです。

不動産広告は、スーパーなどのチラシと違い、大げさな表現は出来ません。
最高や完璧や特選などの特別なことを表わす表現や、日本一などの表現、2割引きなどのような表現や、どこのアパートよりも○○万円安いなどの比較する表現は使えません。
このような事を不動産会社の広告を見るときに知っておけば、その広告が正式なものであり信頼できる情報かどうかも判断の材料となります。
確定していない価格は広告に掲載する事は出来ず、不動産広告に掲載している価格は全て確定価格です。
ただし大家さんなどとの交渉で値引きしてもらうことは出来ます。

物件の価格が決定していない場合でも、まずはその物件の特徴などを順に広告に掲載していき、最終的に価格を掲載する、段階的に広告する予定広告やシリーズ広告という手法はあります。
この手法は主に分譲マンションで使われる手法です。

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